【必見】運動指導歴10年以上のプロが教える!スポーツする人の休養について

エクササイズ・ダイエット

とても重要な休養のお話です。アスリートは特に必見です!!

すべてのスポーツをしている方が、健康増進や競技力向上などなにかしらの目標をたてスポーツをしています。

しかし、競技をしていると、伸び悩んだり、行き詰ったりすることは必ずでてきます。その都度、練習方法を変えたり、練習量を増やしたり、個々に工夫をして対策をしています。

良い結果につながればよいのですが、逆にオーバーワークになってしまい怪我をする、もしくは競技力が低下する恐れもあります。

実はスポーツをすることと休養をとることはすごく密接しています。休養をとることで、心も体も頭も回復し、休んだ方がスポーツ競技力の向上にもつながるケースがあるからです。

今回は休養の重要性を紹介していきたいと思います。

休養の重要性

スポーツをする上で、休養はとても大切な要素です。休養をとらずにスポーツを続けることは「オーバーワーク」といい、ケガのリスクや逆に成長の妨げとなります。

成長には、必ず体や心、頭を回復させることが必要です。休養をしっかり取ることで、疲労を回復させ、筋肉の回復・成長を促し、頭をリフレッシュさせ、心を落ち着かせることができます。

ただし、休養は取り方によっては体に悪影響の場合もあります。例えば、睡眠をとりすぎたことによる体のだるさなどがあげられます。

休養は取り方の手法を学ぶことで、身体的にも精神的にも向上されることができ、スポーツ競技力向上へつながります。

 

休養には主に2種類あります。

休養をする=とにかく寝る・休むだけではありません

休養には主に2種類存在します。2種類はそれぞれやり方や効果が全く違います。

2つの違いを学ぶことで効率よく休養を取ることができるようになります。

【休養の種類】

・消極的休養(パッシブレスト)

※完全休養とも呼ばれます。

・積極的休養(アクティブレスト)

※イメージは、動きながら休養をする感じです。

消極的休養(パッシブレスト)について

消極的休養とは、完全休養ともよばれる休養の取り方です。

一般的な休養のイメージ通り「眠る」「ゆっくり過ごす」ことで脳内の疲れや筋肉・関節の破損部の回復、また、スポーツから離れることでの気分転換によって疲労回復効果ができる休養方法です。

【方法】

・リラクゼーションなどを行いながら横になる。

・半身浴や入浴

【どんなときに効果的か?】

・精神的にも疲労困ぱいの時

・体の痛み(筋肉痛)がひどく動くのが厳しい時

積極的休養(アクティブレスト)について

積極的休養は疲労回復効果を促すために「軽い運動」を実施します。その結果、血行を促進し、疲労物質を排出させることができます。【身体の回復のきっかけを促す休養方法】です。

例えば、昨日試合だったから、翌日は軽めのメニューで練習をするなど、切り替えて練習することが積極的休養になります。

要は、【体を動かしながら、休養をとりましょう】ということです。

【方法】

・軽い有酸素運動(ウォーキングやジョギング)

・ストレッチやマッサージ

・水中ウォーキング

【どんなときに効果的か?】

・連日して運動を実施している時

・硬くなった筋肉のケアが必要な時

休養の見極め方

疲労感は、個人の感じ方でもあります。精神的な疲労や肉体的な疲労などさまざまです。

【休養=睡眠】と決めつけて実施すると、返って疲労が溜まることもあります。

一番は【心の休養】次に【体の休養】で考えると良いです。

心の休養は『散歩をする』『映画をみる』『読書をする』など普段の運動と離れることもいいと思います。

リフレッシュすることで、スランプやイップスになりにくくなります。

体の休養は『積極的休養』と『消極的休養』のバランスを考えながら双方行うことをおすすめします。

例えば、少しジョギングしてからストレッチをして睡眠をとるなどの組み合わせが良いです。

常時、【リラックス状態】をキープすることがポイントです。

休養することでこんなにもいいことが!!

休養することでのメリットをご紹介します。

・筋肉の回復が行われ、休養後のパフォーマンスが向上する。

・競技から離れることで気持ちがリフレッシュでき、「また競技をやりたい」という気持ちが芽生える。

・ストレス発散になり、苛立ち等が少なくなる。

私自身も20年以上、バスケットボールを続けています。何度も「つらい」「やめたい」という気持ちが出る時もありました。

しかし、休養を取ることで、「またやりたいな」「これ試したいな」など意欲が湧いてきます。休養は体だけではなく、心も回復させてくれるんだと感じています。

まとめ

私自身も、学生時代に部活を休むことが悪という考え方をもっておりました。「休んだら試合に出れなくなる」「もっと練習しないとうまくならない」「顧問の先生に怒られる」常にこの考えが頭にあり、休養の大切さを甘くみていました。

その結果、オーバーワークによる怪我をした経験もあります。運動やスポーツを続ける限り、休養の取り方はとても需要です。

休養することで心も体も頭も成長することができ、結果として競技力向上につながります。自分に合った休養を模索することも成長するために必要な大きな項目だと私はかんがえます。

一度、休養の仕方を見直ししてみてはいかがでしょうか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました