【必見!】運動指導歴10年以上のプロが教える!かんたん!!熱中症対策

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熱中症の可能性は夏だけではありません!気を抜かずに熱中症対策を必ずしましょう!!

地球温暖化に伴い、年間を通して気温が上がってきています。今年も確実に暑くなり、湿度が高いうえ、温度も上がるという環境が多くなることが予測されます。そのような環境の中で生活をしていると、急にめまいがしたり、吐き気が発生したり、体に力がはいらなくなるなどの症状が現れます。これが熱中症です。

私自身も、体力には自信があるほうですが、近年の高温多湿の状態で運動をしていると、意識が朦朧としたり、視界がチカチカとするときがあります。熱中症は運動をしている人はもちろん、私生活を送る中でも症状が現れる場合があり、重症の場合は死亡してしまう恐れもあります。

しかも、性別・年齢等は関係ありません。そしてよく暑さに慣れればそれが熱中症対策になるという方もいますが、熱中症はその場の環境やその日の体調などでいつ起こるかわかりません。

一番大切なことは熱中症になる前に対策をすること、なってしまった時の対応を学んでおくことが重要です。今回は、誰でもできる熱中症対策をご紹介したいと思います。

熱中症の種類

熱中症には段階があり、それぞれ症状が違います。大きく以下の4種類に分別できます。(注意:合併症もあり!!)

【熱失神】

脱水症状で立ち眩み・めまい、失神状態となる。

【熱けいれん】

足や腕、お腹などの筋肉に痛みを伴った痙攣が起こる。

【熱疲労】

脱水状態となり、脱力感や疲労感が起こる。

【熱射病】

体温上昇に伴い、内臓器官に異常が起き、嘔吐などする。

 

事前にできる熱中症対策

熱中症は事前対策もかなり有効的です。普段から対策を行うことで予防に繋がり、暑さに負けない体作りにもなります。

【事前対策】

≪日常生活からの対策≫

・黒色系の服装は避けて、熱を吸収しにくい白系統の服装にする。

・インナー等は速乾性のある衣類を着用(直接肌よりも効果あり)

・寝不足はNG。疲労が残らずようにこまめに休養を取る。(涼しい場所は好ましい)

・疲労感があるときは足を高くして横になる。

・普段から軽い運動をして汗をかいておく

≪栄養編≫

・のどが渇く前にこまめに水分をとる。(スポーツドリンク等)

・朝食は必ず摂取する。(栄養不足が一番NG)

・ビタミンB1(大豆製品)を摂取するといい。(納豆や豆腐、豆乳など)

≪運動前の対策≫

・運動をする前に涼しい場所で軽くストレッチや筋トレを行う。

活動中にできる熱中症対策

実際に運動中にできる対策を紹介します。

・水分補給はスポーツドリンクが望ましい。

水道水からの水分補給は体の浸透圧の関係上、うまく体に吸収されません。そのため浸透圧が近いスポーツドリンクが良いです。※薄めて飲むと浸透圧が合わずに逆に吸収が悪くなるケースあります。

また、冷やしたものよりは理想は常温がいいです。

★私は冷えた水と常温のスポーツドリンクを運動中に摂取しています。

・濡らしたタオル等で体を冷やす。

首・脇・股関節などに濡れたタオルをあてることで急激な体温上昇を抑えることができます。氷の使用する場合は凍傷などのおそれがあるので、タオル等でくるんで使用する良いです。

・飴、タブレットなどから塩分を摂取する。

塩分摂取専用の雨やタブレットなどがコンビニとかでも販売されています。運動中に摂取することをおすすめします。

・休憩するときは涼しい場所で足を上げて横になる。

休憩時間はこまめにとるように心がけることが重要です。休憩の際は、日陰や涼しい部屋などで休憩しましょう。また足を上げて横になることで血液の循環がよくなり、回復が早まります。

熱中症になってしまったら・・

一番は最初に行うことは意識があることを確認しましょう。仮に意識がない場合や身動きが取れない状況の場合はすぐに救急車を要請しましょう。

【熱中症になったら、なっている人の介助】

①涼しい場所へ移動し、横になる。

②脇や首元、股関節に氷等をあてる。

③横になるときは頭が下になるように足を上げる。

④水分が取れるようであれば水分を取らせる。

⑥着替えができるようであれば着替えを行う。

救急車が到着するまではそばで待機し、常に話しかけるようにしましょう。(意識の確認をするため)

まとめ

これからの時代、熱中症は夏だけに起こるものではありません。気温や湿度によって常に起こりうる現象です。日頃から意識し対策することが一番の熱中症対策となります。

そして、対策すべてが誰でも、いつでも、かんたんにできる内容です。運動を行う環境は、室外の場合、日陰の環境がある場所がよく、室内の場合は、喚起ができており、風通しのよい場所を選ぶなど、練習環境を変えることも対策の1つです。

対策をしていくことで、大きな事故につながることも少なくなります。今回紹介した内容もすごくかんたんなものです。しっかりと対策をして、今年も湿度と気温に負けないようにしていきましょう!

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